14円案件は無理ゲーなのか?
売電単価14円での簡易計算です。
↓ ↓
年間売電金額=システム容量 × 年間発電量/kw × 売電単価 × ピークカット係数
年間発電量/kw(概算値):1,100kw
システム容量 :100kw
売電単価 :15.4円
ピークカット係数 : 0.88
とすると
100 × 1,100 × 15.4 × 0.88 ≒ 149万円
年間売電金額は149万円
劣化率を0.5%として20年間の総売電金額は2,707万円。
ちなみに18円だと3,470万円。763万円の差額となります。
一方設置費ですが
土地代(1,200㎡くらい):150万円
システム一式 :800万円
施工費 :300万円
連系負担金 :60万円
遠隔監視装置 :30万円
フェンス代 :100万円
くらいだとして合計1,440万円。表面利回り10,3%、収益は2,707-1,440で1,267万円です。
ここからランニングコストを差っ引きます。
土地・パネルの固定資産税。融資の借入利息。草刈り等の土地・パネルのメンテナンス。火災保険等です。
信販系15年フルローンで利息が200万円以上、メンテナンス費用はトータルで300万円以上はかかると思います。
一応パワコン交換の費用も見ておかないといけません。
こうなると完全に無理ゲーです。
残りの費用を引いて更に所得税もかかったら手残りいくらなの?って話ですね。
ランニングコストをいかに抑えるかがキモとなりそうです。
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